福岡県内の看板は全てご対応!
『キュービック福岡』です^^
「このマーク、なんとなく意味はわかるけど、正式には何ていうんだろう…?」
そんな疑問を持ったことのある方も多いのではないでしょうか^^
駅のトイレ標識や非常口のマークなど、文字を使わず「絵やアイコン」で情報を伝えるデザインを良く見かけます。
これらは「ピクトサイン」と呼ばれています。
最近ではオフィスビルや商業施設の案内表示に多く取り入れられており、看板デザインに組み込むことで高い視認性を発揮します。
今回は、そんなピクトサインの魅力を解説しつつ、看板デザインに取り入れるメリットと注意すべきポイントをまとめていきたいと思います!
ピクトサインは「一目で情報を伝える」サイン
ピクトサインの一番の特徴は、言葉がわからなくても「パッと見ただけで」意味を伝えられるという点です。
たとえば、トイレの男性・女性マークを見ると、説明されなくてもどちらのトイレかすぐにわかります。
これは絵文字(ピクトグラム)を使って情報を簡明に表現しているからこそ。
看板デザインに活用すれば、日本語が読めない外国人観光客や子ども、お年寄りにもスムーズに案内ができます。
特にコロナによって減少していたインバウンド需要もまた盛り上がっておりますので、ピクトサインを使用した看板デザインで外国のお客様にもしっかりPRもしくは注意喚起等を看板で発信するのは有効的な策となるかと思います^^
視覚的に訴えるからこそ迷わない
ピクトサインが役立つ最大の理由は、短い時間でも正確な情報を発信できるからです。
人は町を歩いているとき、看板をじっくり読む時間は意外と少ないもの。
無意識に視線が看板へ向くのはコンマ何秒といった1秒にも満たないデータもあるぐらい、なかなかしっかり見ていただくことができない看板は特にピクトサインなどの一目で伝わる要素を取り入れた看板デザインは使える手となります^^
実際に「文章が長すぎて、何を伝えたいのかよくわからない…」という看板を見かけても、そのまま通り過ぎてしまうことは結構ございます。
ピクトサインなら、文字を読まなくても
「ここが出口だ」
「あちらがエレベーターだ」
と直感的に理解できるので、迷う時間が格段に減ります。
さらには、複数言語に対応しなくても用途を分かりやすく示せるため、国際化が進む観光地や公共施設でも重宝されています。
看板デザインに取り入れるメリットとは
では、実際に看板デザインへどう活用できるのでしょうか。
たとえば、店舗や施設の情報をひとつの看板にまとめたいとき、文章だけで細かく説明すると読み手が疲れてしまいます。
そこにピクトサインを加えることで、一気に視覚的なわかりやすさをアップさせることが可能です。
「カフェスペースはこちら」
「駐車場はそちら」
という案内を文章だけで表現するよりも、車のアイコンやカップのアイコンを使えば、初めて訪れた人にも想像しやすい看板デザインにもなります^^
実際、大型ショッピングモールではそうしたアイコンの看板を見かける機会が増えました。
理由は簡単で、アイコン化することで世代や言語を問わずスマートに情報を届けられるからです。
駐車場の看板には下記のような大きなPのマーク↓
また、ピアノ教室の看板であれば看板の形をピアノにしてします↓
などピクトサインや皆さんがパッと結びつくマークやデザイン・形状を活用するのは非常に見やすい看板・伝わる看板となって良いかと思います!
■看板デザインを行う際に注意すべき文字サイズ
文章だけだと視認性が落ちやすいこともあり、アイコンを使う場合でも“文字”が必要になるケースがありますよね。
たとえば、ピクトサインを補足する英語や日本語など。
このとき注意したいのが「看板を見る人がどの距離からそれを認識するか」です。
基本的に5m先で読むなら文字の高さは5cm以上、10m先なら10cm以上が目安といわれています。
ピクトサインも同様に、大きめのサイズや太線のシンプルなデザインにしておくことで、遠くからでも何を伝えているかを理解しやすくなります。
もし伝えたい要素が多い場合は、複数のピクトサインを散りばめるよりも、大きくまとめて見やすくする工夫を心がけましょう。
こちらは極端な例えですが、
下記のような小さなアイコンをズラッと並べてしまうと、かえって混乱を招きかねません。
看板のレイアウトとアイコンのバランスを意識すると、忙しい通行人の目にも自然と入りやすくなります。
まとめ
国境を越えて伝わる「ピクトサイン」は看板の味方
最後にもう一度、ピクトサインのメリットを振り返ってみましょう。
ピクトサインは言語の壁を超え、瞬時に情報を伝えられるパワフルなツールです。
たとえ言葉を読めない人でも、アイコンの形を見れば目的地や取扱サービスを理解しやすくなります。さらに最近では、デザイン性にこだわったオリジナルのピクトサインを使って「ブランドイメージ」を演出するお店も増えています。
「でも、単にアイコンを貼り付けるだけでいいのかな…?」
と不安に思う方もいるかもしれません。
しかし、看板デザインの基本は「伝えたい情報を見やすく配置すること」
文字だけでは伝わりにくい内容を、ピクトサインを使って補足すれば、より多くの人の心を動かす看板がつくれます。
しかも、大きな文字とわかりやすいサインを組み合わせれば、離れた場所からでも
「おっ、ここは何のお店だろう?」
と興味をひきつける効果が期待できます^^
看板デザインを検討中の方は、思い切ってピクトサインやわかりやすいイラストを取り入れてみてはいかがでしょうか^^
多言語対応の心強い味方となり、施設やお店全体の印象をガラッと変えてくれます。
弊社ではピクトサインを活用した看板デザインはもちろん、経験豊富なイラストレーターも多数在籍しておりますので、イラストや似顔絵入りの看板デザインなどもご対応が可能です!
ぜひお気軽にご相談くださいませ。
よろしくお願いいたします!
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