最終更新:2026年9月/九州で看板の製作・施工を手がける立場から、熊本市・熊本県の公開情報を確認して作成
熊本市は独自の屋外広告物条例を持っています。熊本市内の看板は熊本市の都市デザイン課、熊本市以外の県内は県の広域本部・地域振興局に申請します。
熊本市では2026年3月に申請の様式が変わり、9月からは新しい様式だけの受付です。
「熊本で看板を出したいけれど、どこに何を出せばいいのか分からない」。熊本は、熊本市とそれ以外で申請先もルールも分かれているので、迷いやすい地域です。
この記事では、熊本市と熊本県の公開情報をもとに、申請先、許可が要らない看板、許可期間、手数料、申請の流れを整理します。福岡など県外の看板屋に熊本の看板を頼むときの注意点も書きました。
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デザインから製作・施工・許可申請まで、まとめてご相談いただけます
設置場所の住所と写真をお送りいただければ、許可が要るかどうか、どこに申請するかから一緒に確認します。九州はもちろん全国に施工に伺います。ご相談とお見積りは無料、相見積もりも歓迎です。お電話でも、お問い合わせフォームからでもお気軽にどうぞ。
お電話:0120-944-599(平日9時〜18時)
この記事の内容

結論|熊本で看板を出すときの申請先
熊本県のホームページでは、屋外広告物の許可申請の窓口を「熊本市以外の区域」と「熊本市」に分けて案内しています。
| 看板を出す場所 | 申請先 |
|---|---|
| 熊本市内 | 熊本市 都市建設局 都市デザイン課 熊本市中央区手取本町1-1(本庁舎) 電話 096-328-2508 |
| 熊本市以外の県内 | 熊本県の広域本部・地域振興局(市町村ごとに10か所。3章の表を参照) |
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市役所・町村役場ではなく「県の出先」です
熊本市以外では、看板の許可は市役所や町村役場ではなく、県の広域本部・地域振興局の維持管理(調整)課が窓口です。八代市や天草市の看板も、県の出先機関に申請します。
熊本市と熊本県の違い
熊本市は「熊本市屋外広告物条例」(最新の改正は2025年2月1日施行)、それ以外は「熊本県屋外広告物条例」が適用されます。主な違いを表にしました。
| 項目 | 熊本市 | 市外(県) |
|---|---|---|
| 条例 | 熊本市屋外広告物条例 | 熊本県屋外広告物条例 |
| 申請先 | 都市デザイン課 | 広域本部・地域振興局 |
| 許可期間 | 短期の広告物30日以内、その他3年以内 | 同じく30日以内/3年以内 |
| 電子申請 | 2026年3月9日から(新様式) | Logoフォームで申請可 |
| 業者の登録 | 市への登録か、県の登録者は特例の届出 | 県への登録 |
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許可期間の区切りは同じですが、手数料、許可が要らない面積、地域の区分はそれぞれの条例で決まっています。「県で出したことがあるから市も同じ」とは考えないでください。
熊本市以外の申請窓口(県の10か所)
熊本県のホームページに掲載されている窓口です(2026年3月17日更新のページで確認)。
| 看板を出す市町村 | 窓口・電話 |
|---|---|
| 宇土市・宇城市・下益城郡 | 宇城地域振興局 0964-32-2110 |
| 荒尾市・玉名市・玉名郡 | 玉名地域振興局 0968-74-2143 |
| 山鹿市 | 鹿本地域振興局 0968-44-5152 |
| 菊池市・合志市・菊池郡 | 県北広域本部 0968-25-2167 |
| 阿蘇市・阿蘇郡 | 阿蘇地域振興局 0967-22-1118 |
| 上益城郡 | 上益城地域振興局 0967-72-1102 |
| 八代市・八代郡 | 県南広域本部 0965-33-4166 |
| 水俣市・葦北郡 | 芦北地域振興局 0966-82-2530 |
| 人吉市・球磨郡 | 球磨地域振興局 0966-24-4119 |
| 天草市・上天草市・天草郡 | 天草広域本部 0969-22-4672 |
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菊陽町・大津町(菊池郡)や益城町(上益城郡)など、熊本市の周辺で出店が多い町も県の窓口です。手数料は面積や種類で決まるので、それぞれの窓口で確認してください。
許可が要らない看板と、出せない場所
熊本市では、自分の店名や事業内容を、自分の店や事業所に出す看板(自家用広告物)は、面積の合計が基準以内なら許可が要りません。基準は地域によって違います。
| 地域の区分 | 許可不要の面積(合計) |
|---|---|
| 第一種禁止地域 | 2平方メートル以内 |
| 第二種・第三種禁止地域 | 5平方メートル以内 |
| 許可地域 | 10平方メートル以内 |
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「合計」で数えます
基準は1事業所等の看板の表示面積の合計です。正面の壁面看板は小さくても、袖看板やスタンド看板、窓の表示を足すと超えることがあります。また、基準以内でも形や色などの基準に合っていることが条件です。
熊本市の条例では、低層住居専用地域や文化財の周辺、都市公園などが禁止地域として定められています。禁止地域では、自家用のものなど例外を除いて広告物を出せません。店の場所がどの地域に当たるかは、都市デザイン課で確認できます。
許可期間と更新・安全点検
熊本市の許可期間は、看板の種類で2つに分かれます。
| 看板の種類 | 許可期間 |
|---|---|
| はり札・立看板・広告幕・広告旗・アドバルーンなど | 30日以内 |
| 壁面看板・袖看板(突出広告)・屋上看板・自立看板など | 3年以内 |
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3年の許可が切れたあとも看板を出し続けるには、許可期間が満了する日の10日前までに更新の申請をします。このとき、屋外広告物等安全点検結果報告書を出します。
更新のときの安全点検で押さえること
- 報告書は、提出する日の前3か月以内に行った点検にもとづくもの
- 点検する人は、建築士、屋外広告士、点検技能講習の修了者など(熊本市の屋外広告のてびき)
- 屋上広告・突出広告などの一部は、管理者を置くことが求められます
- 取り付けたら取付完了届(様式第16号)を出します

現場から一言
更新の時期は、看板を出してから3年後です。開店のときにお願いした看板屋と連絡が取れなくなっていて、点検をしてくれる人が見つからない、というご相談をいただくことがあります。
点検では、取付金具のさびやボルトのゆるみ、面板のひび、照明の配線を見ます。10日前は申請の締め切りです。点検の日程は、1か月ほど前から押さえておくと安心です。台風のあとの確認は看板の台風対策でまとめています。
熊本市の手数料
熊本市の手数料は「熊本市屋外広告物許可申請等手数料条例」で決まっていて、看板1個ごと、面積と照明の有無で変わります。壁面看板・袖看板・屋上看板・自立看板などは「建植広告等」、ネオンやイルミネーションを含む照明付きの看板は「照明広告」の欄です。
| 表示面積(1個) | 照明なし/照明あり |
|---|---|
| 0.5㎡未満 | 150円/300円 |
| 0.5㎡以上1㎡未満 | 300円/600円 |
| 1㎡以上2㎡未満 | 600円/1,200円 |
| 2㎡以上5㎡未満 | 900円/1,800円 |
| 5㎡以上10㎡未満 | 1,500円/3,000円 |
| 10㎡以上20㎡未満 | 3,000円/6,000円 |
| 20㎡以上30㎡以下 | 6,000円/12,000円 |
| 30㎡を超えるもの | 6,000円に超過1㎡ごと300円/12,000円に超過1㎡ごと600円 |
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たとえば、3㎡の壁面看板なら照明なしで900円、内照式なら1,800円です。ほかに、立看板等・広告旗は1枚(1本)150円、広告幕は1枚600円などが定められています。
手数料は安くても、図面と写真の準備に手間がかかります
許可の手数料そのものは数百円から数千円のことが多いですが、申請には配置図や看板の図面、仕様書が必要です。看板屋に申請を頼むと、図面の作成と申請の手続きを一緒に進められます。見積書の中で申請費用がどこに入っているかは、看板の見積もりの内訳で解説しています。
申請の流れと必要な書類
熊本市の屋外広告のてびきにもとづく流れです。看板を作る前に許可の基準を確認するのがポイントです。
1. 設置の計画
場所、大きさ、照明の有無、取り付け方を決めます。
2. 許可の基準を確認
地域の区分、面積、高さなどが基準に合うかを確認します。迷ったら都市デザイン課に相談します。
3. 許可申請
申請書に図面や写真を付けて出します。電子申請もできます。
4. 審査・許可
許可が出てから製作・施工に入ります。
5. 施工・取付完了届
取り付けたら完了届を出します。
6. 更新
許可期間が満了する日の10日前までに、安全点検の報告書を付けて更新を申請します。

許可申請に付ける主な書類(熊本市)
- 看板を出す場所の付近見取図
- 配置図
- 看板の仕様書・図面
- 土地や建物が他人のものなら地権者などの承諾書
- そのほか、看板の種類に応じて求められる書類(写真など)
2026年9月からは新様式のみです
熊本市は2026年3月1日から一部の様式を変更しました。旧様式での提出は2026年8月31日までとされていたため、今から申請する場合は、熊本市の「屋外広告物様式集」から新しい様式を取得してください。3月9日から始まった電子申請も新様式での申請です。古い申請書を使い回すと出し直しになります。
屋外広告物の許可とは別に、次の手続きが必要になることがあります。
- 高さが4メートルを超える広告塔や広告板は、建築基準法の工作物の確認申請
- 道路の上に張り出す袖看板などは、道路管理者の道路占用許可
- 借りている店舗なら、オーナーや管理組合の承諾(テナントの看板とオーナーの承諾)
熊本城周辺などの景観とイベントの広告
熊本市は「熊本市屋外広告物ガイドライン」で、屋外広告物のデザインや地域ごとの景観の方針を示しています。屋外広告のてびきでは、熊本城周辺、水前寺周辺、熊本駅周辺、白川沿いなどで、屋上広告の高さや出し方などに個別の基準が示されています。
これらの地域で看板を計画するときは、デザインを固める前に都市デザイン課に相談するのが近道です。市は「景観に配慮された屋外広告物事例集」も公開しているので、色や大きさの参考になります。
にぎわいのためのイベントは、事前協議で緩和があります
熊本市では、都市公園や「くまもと街なか広場」などの公共の場所で開くにぎわいのための行事・催事について、事前に市と協議すれば通常の規制を緩和する制度があります。主催者は国・自治体・商店街振興組合・実行委員会などです。協議は、広告物を出す前に済ませておく必要があります。
県外の看板屋に頼むときの注意
福岡など県外の看板屋に、熊本の看板を頼むこともあると思います。そのときに確認したいのが屋外広告業の登録です。
熊本市は、市内に営業所があるかどうかに関係なく、熊本市内で屋外広告業を営むには熊本市への登録か届出が必要だとしています。
| 看板を出す場所 | 看板屋に必要なもの |
|---|---|
| 熊本市内 | 熊本市への登録(有効期間5年、手数料10,000円) 熊本県に登録している業者は特例屋外広告業の届出でよく、手数料は不要 |
| 熊本市以外の県内 | 熊本県への登録 |
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登録の更新は、有効期間が満了する30日前までに申請します。熊本市は登録業者の一覧も公開しています。県外の看板屋に頼むなら、「熊本での登録(または届出)はありますか」と聞いてみてください。看板屋の選び方全体は看板屋を選ぶ7つの確認ポイントで解説しています。

熊本の看板を当社にご相談いただく場合
CUVIC福岡は、安全対策用品のグリーンクロスグループで看板の製作・施工を手がけています。九州はもちろん全国に施工に伺います。熊本の看板も、住所と写真をいただければ、熊本市と県のどちらの条例か、許可が要るか、どの様式で申請するかから確認してご提案します。
| ご相談の内容 | 当社の対応 |
|---|---|
| 許可の要否 | 住所と看板の大きさから、申請先と許可の要否を確認 |
| デザイン | 看板の見え方や景観の基準を踏まえてデザインから対応 |
| 製作・施工 | 製作から取り付けまで一貫して対応。製作のみも可 |
| 更新・点検 | 点検・補修・LED交換・撤去まで。点検は全国対応 |
| 見積もり | 項目ごとの明細でお出しします。相見積もり歓迎 |
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福岡県内の申請先は福岡県の屋外広告物の申請先、福岡市の手続きは福岡市の屋外広告物の許可申請でまとめています。
よくある質問
熊本市で看板を出すとき、どこに申請しますか?
熊本市都市建設局の都市デザイン課です。所在地は熊本市中央区手取本町1-1、電話は096-328-2508です。熊本市は独自の屋外広告物条例を持っているため、熊本県ではなく熊本市に申請します。2026年3月9日から電子申請も始まっています。
熊本市以外の熊本県内では、どこに申請しますか?
市役所や町村役場ではなく、熊本県の広域本部・地域振興局が窓口です。たとえば八代市・八代郡は県南広域本部、菊池市・合志市・菊池郡は県北広域本部、天草市・上天草市・天草郡は天草広域本部です。県内に10か所あり、電子申請(Logoフォーム)にも対応しています。
自分の店の看板でも許可は必要ですか?
熊本市では、自分の店名や事業内容を自分の店に出す看板は、1事業所等の表示面積の合計が基準以内なら許可が要りません。基準は第一種禁止地域で2平方メートル以内、第二種・第三種禁止地域で5平方メートル以内、許可地域で10平方メートル以内です。複数の看板は合計で数えるので、袖看板やスタンド看板も含めて確認してください。
熊本市の屋外広告物の許可期間は何年ですか?
はり札・立看板・広告幕・広告旗・アドバルーンなどは30日以内、壁面看板や袖看板、自立看板などそれ以外は3年以内です。更新するときは、許可期間が満了する日の10日前までに、安全点検結果報告書を付けて申請します。報告書は提出の前3か月以内に行った点検にもとづくものが必要です。
熊本市の許可の手数料はいくらですか?
看板1個ごとに、面積と照明の有無で決まります。たとえば2平方メートル以上5平方メートル未満の看板は、照明なしで900円、照明ありで1,800円です。20平方メートル以上30平方メートル以下なら6,000円と12,000円です。金額は熊本市屋外広告物許可申請等手数料条例で定められています。
古い申請書の様式はまだ使えますか?
熊本市は2026年3月1日から一部の様式を変更し、旧様式での提出は2026年8月31日までとしていました。9月以降に申請するなら、熊本市の屋外広告物様式集から新しい様式を取得してください。電子申請も新様式での申請です。
福岡の看板屋に熊本の看板を頼めますか?
頼めます。ただし、看板屋が熊本で屋外広告業を営むには、熊本市内なら熊本市への登録(熊本県の登録業者は手数料不要の特例届出)、熊本市以外なら熊本県への登録が必要です。熊本市は営業所の有無に関係なく登録か届出が必要としています。依頼の前に「熊本での登録や届出はありますか」と確認してください。
熊本城の周辺で看板を出すときに気をつけることは?
熊本市の屋外広告のてびきでは、熊本城周辺や水前寺周辺、熊本駅周辺、白川沿いなどで、屋上広告の高さや出し方などに個別の基準が示されています。熊本市屋外広告物ガイドラインも地域ごとの景観の方針を示しているので、デザインを固める前に都市デザイン課に相談するのが近道です。
まとめ
- 熊本市内は熊本市の都市デザイン課(096-328-2508)に申請
- 熊本市以外は県の広域本部・地域振興局(県内10か所)
- 自家用の看板は合計2・5・10平方メートル以内なら許可不要(熊本市、地域による)
- 許可期間は30日以内/3年以内。更新は満了の10日前まで
- 更新には3か月以内の安全点検の報告書が必要
- 手数料は看板1個ごと。3㎡の壁面看板なら900円(照明ありは1,800円)
- 2026年9月からは新様式のみ。電子申請も新様式
- 県外の看板屋には熊本での登録や届出があるかを確認
熊本の看板で迷ったら、住所と写真をそろえて、申請先に相談するか看板屋に聞いてください。許可が要るかどうかは、場所と大きさでほぼ決まります。
申請先の確認から、看板づくりまでお任せください
住所と写真をお送りいただければ、熊本市と県のどちらに申請するか、許可が要るか、工事の見通しまでまとめてお答えします。デザイン・製作・施工・許可申請のご相談、更新の点検と撤去まで一貫して対応します。相見積もり歓迎、製作のみのご依頼も可能です。九州はもちろん、全国に施工に伺います。ご相談とお見積りは無料です。お電話でも、お問い合わせフォームからでもお気軽にどうぞ。
お電話:0120-944-599(平日9時〜18時)
出典・参考
- 熊本県「屋外広告物の許可申請について」
- 熊本市「屋外広告物条例等」
- 熊本市屋外広告物条例施行規則
- 熊本市屋外広告物許可申請等手数料条例
- 熊本市「屋外広告のてびき」
- 熊本市「屋外広告物様式集」
- 熊本市「屋外広告業の登録・特例屋外広告業の届出について」
- 熊本市「熊本市屋外広告物ガイドラインについて」
- 熊本市「行事・催事(イベント)広告物事前協議の手続き等の緩和について」
※本記事は2026年9月時点の公開情報をもとに作成しています。条例・規則・手数料・様式・窓口は改正や組織の変更で変わることがあります。申請の前に、熊本市都市デザイン課または熊本県の各窓口で最新の内容をご確認ください。法令の解釈が必要な場合は専門家にご相談ください。




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